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【京都】5月の注目イベント15選|春の絶景・グルメ・伝統行事を満喫できるおすすめを厳選! 2025

はじめに|春の京都を満喫できる5月イベントを一挙紹介!

「京都の5月って、どんなイベントがあるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。5月の京都は、桜から新緑へと移り変わる美しい季節。気候も穏やかで観光にもぴったりなこの時期は、自然や歴史、伝統文化、そしてグルメを楽しめるイベントが各地で開催されます。千年以上続く神事や、季節を感じる花の祭典、地元食材を味わえるフェスティバルなど、魅力あふれる催しが目白押し。この記事では、そんな春の京都を存分に楽しめる注目イベント15選を厳選してご紹介します。旅行やお出かけの予定を立てる際に、ぜひ参考にしてみてください。


1. 賀茂競馬会足汰式

概要

「賀茂競馬会足汰式」は、京都市北区の上賀茂神社で毎年5月1日に行われる伝統行事です。この儀式は、5月5日に開催される「賀茂競馬」の予備的な行事で、騎手(乗尻)の馬上姿勢や鞭の使い方、馬の走り方などを審査し、当日の出走順を決定します。午後1時頃から一ノ鳥居内の芝生馬場で実際に馬が走る「競馳」が行われ、観覧席(有料)も設けられます。この行事は、平安時代の寛治7年(1093年)に始まり、京都市登録無形民俗文化財に指定されています。雨天決行で、伝統と格式を感じられる貴重な神事です。

基本情報

  • 開催場所
    上賀茂神社
    (京都府京都市北区上賀茂本山339)
  • 開催期間
    2025/5/1(木)
  • 開催時間
    13:00頃( 11:30〜 拝観受付開始)
  • アクセス(電車)
    市営地下鉄「北大路」徒歩25分
    市営地下鉄「北山」徒歩25分
  • アクセス(バス)
    市バス「上賀茂神社」徒歩すぐ
    市バス「上賀茂御薗橋」徒歩5分
    市バス「御薗口町」徒歩3分
  • 公式サイト
    賀茂別雷神社(上賀茂神社:かみがもじんじゃ)公式Webサイト

おすすめポイント

  • 平安から続く伝統行事
    平安時代から続く由緒ある神事で、競馬の出場者選抜の儀式が厳粛に行われます。歴史好きにもおすすめです。
  • 騎馬姿の勇壮な演武
    華麗な装束に身を包んだ騎馬武者が登場し、緊張感のある選抜競走を展開。力強く走る姿は必見です。
  • 賀茂別雷神社(上賀茂神社)の荘厳な雰囲気
    神聖な境内と新緑の中で繰り広げられる行事は、非日常的な美しさと臨場感に満ちています。

2. 流鏑馬神事

概要

「流鏑馬神事(やぶさめしんじ)」は、京都市左京区の下鴨神社で毎年5月3日に執り行われる伝統的な神事です。この儀式は、5月15日に開催される「賀茂祭(葵祭)」の前儀として、祭列の安全と無事を祈願する目的で行われます。神職装束を纏った騎手が馬上から的を射抜く姿は、平安時代の武士の技を今に伝えるもので、神事としての厳粛さと武芸の華やかさを兼ね備えています。会場となる糺の森の馬場では、多くの観覧者がこの迫力ある儀式を見守り、京都の初夏の風物詩として親しまれています。

基本情報

  • 開催場所
    下鴨神社
    (京都府京都市左京区下鴨泉川町59)
  • 開催期間
    2025/5/3(土)
  • 開催時間
    13:00~15:30
  • アクセス(電車)
    京阪本線「出町柳駅」徒歩12分
  • アクセス(バス)
    市バス「下鴨神社前」徒歩すぐ
  • 公式サイト
    下鴨神社

おすすめポイント

  • 馬上からの見事な弓技
    馬を全力で駆けながら的を射抜く流鏑馬は、武士の技術を現代に伝える大迫力の神事です。
  • 武士装束の迫力ある姿
    平安調の衣装に身を包んだ射手たちが登場し、まるで時代絵巻のような光景が広がります。
  • 下鴨神社の歴史と自然
    緑豊かな糺の森を背景に行われるこの神事は、神聖な空気とともに日本の伝統を肌で感じられます。

3. 賀茂祭(葵祭)

概要

「賀茂祭(葵祭)」は、京都市北区の上賀茂神社で毎年5月15日に斎行される、国家の安泰と国民の安寧を祈願する例祭です。欽明天皇の御代に始まり、約1,400年の歴史を持ちます。当日は、京都御所を10時30分頃に出発した勅使列が下鴨神社を経て、15時30分頃に上賀茂神社に到着し、祭典が行われます。平安装束を纏った約500名の行列が都大路を進む様子は、平安王朝の絵巻さながらで、社殿や牛車に葵桂を飾ることから「葵祭」とも呼ばれます。当日は有料の拝観席や限定御朱印の授与もあり、多くの参拝者で賑わいます。

基本情報

  • 開催場所
    京都御所→下鴨神社→上賀茂神社
  • 開催期間
    2025/5/15(木)
  • 開催時間
    10:30〜18:00
  • アクセス(電車)
    市営地下鉄「北大路」徒歩25分
    市営地下鉄「北山」徒歩25分
  • アクセス(バス)
    市バス「上賀茂神社」徒歩すぐ
    市バス「上賀茂御薗橋」徒歩5分
    市バス「御薗口町」徒歩3分
  • 公式サイト
    賀茂別雷神社(上賀茂神社:かみがもじんじゃ)公式Webサイト

おすすめポイント

  • 優雅な平安装束の行列
    総勢500名以上の行列が平安装束で市中を練り歩く様子は、まさに千年の時を超えた華やかさです。
  • 上賀茂神社・下鴨神社の神事
    京都最古の祭として知られ、両神社での厳かな神事も祭りの見どころの一つです。
  • 葵の葉が象徴する古式ゆかしさ
    参加者や牛車に飾られる「葵の葉」が、平安時代の様式を今に伝える風雅な印象を与えます。

4. 千本ゑんま堂 大念仏狂言

概要

「千本ゑんま堂大念佛狂言」は、京都市上京区の引接寺(通称:千本ゑんま堂)で毎年5月1日から4日にかけて開催される伝統芸能です。平安時代に始まり、600年以上の歴史を持つこの狂言は、京の三大念佛狂言の一つに数えられます。最大の特徴は、他の念仏狂言が無言劇であるのに対し、台詞があり、アドリブやユーモアを交えた演出が行われる点です。演目には「閻魔庁」「雷」「二人大名」などがあり、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。

基本情報

  • 開催場所
    千本ゑんま堂(引接寺)
    (京都府京都市上京区千本通寺之内上る閻魔前町34 )
  • 開催期間
    2025/5/1(木)〜2025/5/4(日)
  • 開催時間
    5/1(木) 19:00
    5/2(金) 19:00
    5/3(土) 13:00・18:00
    5/4(日) 13:00・18:00
  • アクセス(バス)
    市バス「千本鞍馬口」徒歩2分
    市バス「乾隆校前」徒歩3分
  • 公式サイト
    千本ゑんま堂大念佛狂言

おすすめポイント

  • 表情と動作だけで物語る無言劇
    セリフを用いずに演じられる狂言は、視覚的なユーモアと技術が見どころ。子どもから大人まで楽しめます。
  • 素朴で味わい深い舞台装置
    屋外舞台で行われる演目は、手作り感と地域文化の温かみを感じられる素朴さが魅力です。
  • 幽玄な夜の雰囲気
    夜間に提灯の灯りの下で行われる舞台は、幻想的な雰囲気に包まれ、非日常の体験ができます。

5. MALT FES 2025

概要

「MALT FES 2025」は、2025年5月11日(日)11:00~18:00に京都・東本願寺前の「お東さん広場」で開催される、クラフトビールと麦芽粕フードをテーマにした屋外フェスです。京都府内の10ヶ所のクラフトビール醸造所に加え、大阪や栃木からも人気の醸造所が参加し、麦芽粕を活用した特別メニューも登場します。また、麦芽粕の再利用に取り組む3つの醸造所によるトークイベントが13:00、14:00、15:00から開催されます。入場は無料で、クラフトビールはチケット制(1杯500円)で提供され、麦芽粕フードは各店舗による直接販売です。雨天決行・荒天中止となっており、詳細は公式サイトをご確認ください。

基本情報

  • 開催場所
    お東さん広場
    (京都府京都市下京区常葉町他)
  • 開催期間
    2025/5/11(日)
  • 開催時間
    11:00〜18:00
  • 入場料金
    無料
  • アクセス(電車)
    JR「京都」徒歩7分
    市営地下鉄烏丸線「五条」徒歩5分
  • アクセス(バス)
    市バス「烏丸七条」徒歩1分
  • 公式サイト
    MALT FES 2025

おすすめポイント

  • 世界のモルトウイスキーが集結
    世界中の蒸留所から厳選されたモルトウイスキーを試飲・購入できる、愛好家にはたまらないイベントです。
  • 専門家によるテイスティング講座
    プロによる講座や解説があり、初心者でも楽しみながらモルトの世界を深く知ることができます。
  • 音楽やフードとともに楽しむ贅沢な空間
    グルメ屋台や音楽ステージもあり、五感で楽しめる大人のフェス空間となっています。

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