はじめに|中京区で歴史と文化を深く味わう
「中京区でおすすめの観光する場所はどこ?」と迷っている方もいるのではないでしょうか。中京区は、京都のほぼ中心に位置し、古都の風情と都市の賑わいが共存するエリアです。伝統的な街並みや神社仏閣が点在しながらも、商業や文化の中心地として賑わう場所です。歴史の深さを感じながら、現代的な魅力も楽しめる中京区は、京都旅行に欠かせないスポット。この記事では、そんな中京区の魅力が詰まった観光スポット10選を厳選してご紹介。これから京都旅行を計画している方々にとって、充実した観光プランを作るための参考としてお役立ていただける情報をお届けします!京都の魅力が詰まったスポットを、ぜひ訪れてみてください。
1. 二条城|戦国時代の遺産と美しい庭園

概要
二条城は、1603年に徳川家康が築いた京都の歴史的な城で、元離宮として使用されていました。世界遺産にも登録されており、国宝の二の丸御殿や本丸御殿、庭園が有名です。特に、豪華な障壁画や庭園の美しさが訪れる人々を魅了します。城内には重要文化財も多く、歴史的な価値が高い場所です。また、四季折々の自然が楽しめることでも知られています。
基本情報
- 住所
京都府京都市中京区二条城町541 - 開場時間
8:45〜16:00(閉場17:00) - 入城券
一般 :800円
中高生:400円
小学生:300円 - 入城券+二の丸御殿観覧券
一般 :1300円
中高生:400円
小学生:300円 - 本丸御殿観覧券
一般 :1000円
中高生:300円
小学生:200円
※【要事前予約】入城券は別途必要 - 展示収蔵館観覧券
100円
※入城券は別途必要 - アクセス(電車)
市営地下鉄東西線「二条城前」徒歩すぐ
JR嵯峨野山陰線「二条」徒歩17分 - アクセス(バス)
市バス「二条城前」徒歩すぐ - 公式サイト
二条城 世界遺産・元離宮二条城
おすすめポイント
- 徳川家の歴史が息づく世界遺産
将軍宣下や大政奉還の舞台となった重要な史跡で、戦国から江戸への移り変わりを体感できます。 - 二の丸御殿の豪華な障壁画
狩野派による絢爛な障壁画が各部屋に描かれており、当時の美意識と格式が感じられます。 - 四季折々の美しさを見せる庭園
日本庭園や桜並木など、季節によって表情を変える庭が広がり、散策するだけでも癒されます。
2. 京都国際マンガミュージアム|マンガ好き必見の文化施設

概要
京都国際マンガミュージアムは、京都市と京都精華大学が共同で運営する文化施設で、マンガの収集・展示・研究を行っています。元小学校の昭和初期建造の校舎を改装した建物内に、江戸時代から現代までの約30万点のマンガなどの資料を所蔵。5万冊は「マンガの壁」として並べられ、自由に閲覧できます。また、展示やイベント、ワークショップも定期的に開催されています。館内にはショップやカフェも併設され、晴れた日には芝生でマンガを読むことも可能です。
基本情報
- 住所
京都府京都市中京区金吹町452 - 開館時間
10:00~17:00( 16:30 最終入館) - 休館日
毎週水曜日
※水曜日が祝日の場合、水曜日開館し翌木曜日休館 - 入館料金
大人 :1200円
中高生:400円
小学生: 200円 - アクセス(電車)
市営地下鉄烏丸線「烏丸御池」徒歩2分 - アクセス(バス)
市バス「烏丸御池」徒歩すぐ - 公式サイト
京都国際マンガミュージアム
おすすめポイント
- 蔵書数30万冊以上の圧巻の蔵書
国内外のマンガを自由に読める開放的な空間で、好きな作品にじっくりと浸ることができます。 - マンガの歴史と文化が学べる展示
日本のマンガの進化や世界への影響など、視覚的に楽しみながら学べる展示が充実しています。 - 館内外で楽しめるアートイベント
ワークショップやアート作品の展示も多く、子どもから大人まで一日中楽しめる施設です。。
3. 錦市場|食文化の宝庫

概要
錦市場は、京都の中心部にある約390メートルのアーケード街で、「京の台所」とも呼ばれています。1615年に魚市場として始まり、現在では京野菜や新鮮な魚、伝統的な食材を取り扱う約130軒の店舗が軒を連ね、地元民や観光客に愛されています。市場内には、京都の食文化に触れながら購入できる食品が豊富に揃い、店主から直接料理法や食材の情報を聞くこともできます。かつての「降り井戸」を活用した冷蔵技術や、伊藤若冲の生家が近くにあるなど、歴史的にも重要な場所です。
基本情報
- 住所
京都府京都市中京区西大文字町609 - 営業時間
店舗毎に異なる - アクセス(電車)
地下鉄烏丸線「四条」徒歩3分
阪急京都線「烏丸」徒歩3分
阪急京都線「京都河原町」徒歩4分
京阪本線「祇園四条」徒歩10分 - アクセス(バス)
市バス「四条高倉(大丸百貨店前)」徒歩2分 - 公式サイト
京都錦市場商店街
おすすめポイント
- 京都らしい食材や名物が集結
漬物、京野菜、湯葉など地元の名物が所狭しと並び、食べ歩きしながら京都の味を楽しめます。 - 地元の人にも愛される市場
観光地でありながら地元の人々も日常的に利用する市場で、活気ある雰囲気が魅力です。 - 店主との交流が楽しめる
個人商店が多く、気さくな店主との会話を通じて料理法やおすすめを聞けるのも楽しみのひとつ。
4. 壬生寺|歴史を感じる静寂な寺院

概要
壬生寺は、991年に創建された律宗の寺院で、本尊は延命地蔵菩薩です。地蔵信仰とともに、厄除けや開運を祈る寺として庶民に信仰され、特に2月の節分会は約900年の歴史を誇ります。また、新選組ゆかりの寺としても知られ、境内には隊士の墓塔が祀られています。重要文化財には、大念仏堂や千体仏塔、歯薬師如来像、壬生狂言の仮面などがあり、毎年盛大に壬生狂言(重要無形民俗文化財)や法要が行われています。
基本情報
- 住所
京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町31 - 拝観時間
9:00〜16:00 - 拝観料金
大人 :300円
小中高生:100円 - アクセス(電車)
阪急京都線「大宮」徒歩10分
嵐電京福本線「大宮」徒歩10分
JR嵯峨野山陰線「丹波口」徒歩12分 - アクセス(バス)
市バス「壬生寺道」徒歩3分 - 公式サイト
壬生寺
おすすめポイント
- 新選組ゆかりの寺として有名
境内には新選組隊士の墓所もあり、幕末ファンにとっては聖地のような存在です。 - 壬生狂言など伝統芸能が残る
無言で演じる壬生狂言は、貴重な無形文化財として継承されており、今も公開されています。 - 落ち着いた雰囲気の境内
観光客の少ない時間帯はとても静かで、心を落ち着けて歴史に思いを馳せることができます。
5. 本能寺|明智光秀の歴史を感じる場所

概要
本能寺は、京都市内にある法華宗の大本山で、1415年に創建されました。日隆聖人が創立し、「南無妙法蓮華経」の教えを広めるため、幾度の火災や再建を経て現在に至ります。織田信長が関わり、「本能寺の変」で有名ですが、その歴史は再建の繰り返しの中で信仰の中心として多くの人々に親しまれてきました。現在の本堂は1928年に再建されたもので、法華経の教えを伝え、信者の信仰を支え続けています。
基本情報
- 住所
京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522 - 拝観時間
6:00〜17:00 - 拝観料金(本能寺)
無料 - 拝観料金(大寶殿宝物館)
一般 :700円
中高校生 :500円
小学生 :300円
修学旅行生 :300円
身体障がい者 :300円
ホテル本能寺利用者:500円 - アクセス(電車)
市営地下鉄東西線 「市役所前」徒歩すぐ
京阪本線 「三条」徒歩5分
阪急電鉄 「京都河原町」徒歩10分 - アクセス(バス)
市バス 「河原町三条停」下車すぐ
京都バス 「河原町三条停」下車すぐ - 公式サイト
法華宗大本山 本能寺
おすすめポイント
- 本能寺の変の舞台として有名
織田信長が命を落とした場所として知られ、戦国史の大きな転換点を実感できます。 - 現在の寺院は移転再建されたもの
旧地は異なる場所にありますが、現在の本堂も風格があり、歴史の余韻を感じさせます。 - 戦国ファンにはたまらない名所
信長や光秀にまつわる史料も展示されており、歴史愛好家にはたまらないスポットです。