水との「戦い」から、「共に生きる」未来へ

万博に行く前から気になっていたパビリオンの一つのオランダパビリオンに事前抽選で予約できたので、行ってきました。ここは完全予約制となっているため、事前に予約を済ませておかないと入場することができません。
予約が必要な分なため、ふらっとは立ち寄れませんが、むしろ内部では入場者で溢れてしまうことはないので、子ども連れの家族で来場する方でも安心して回れるくらい落ち着いた雰囲気でした。
「水との「戦い」から、「共に生きる」未来へ」というテーマを複数の方と協力したりして学びながら進んでいくスタイルで、その日行ったパビリオンの中でもここだけがそのスタイルで予約ができて良かったです。展示を堪能した後は、パビリオンに併設されているカフェでオランダ発祥のストロープワッフルも堪能できて満足できる体験でした。
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テーマについて体験を通して学べるパビリオン◎
オランダといえば、海面より低い土地を多く持ち、長い歴史の中で水と戦い、共に生きてきた国。
今回のパビリオンも、そのバックグラウンドを感じさせる設計になっていて、テーマは「A New Dawn(新たな幕開け)」。建物の中央には、夜明けを象徴するような巨大な球体が配置され、中に入ると、音・光・映像が一体となった演出で、まるで「水との「戦い」から、「共に生きる」未来へ」進んでいくような感覚に包まれます。
ただ眺めるだけでなく、光る球体を一人ひとり持って他の来場者と協力したりしながらテーマについて学んでいく設計になっていて、より深く印象に残る工夫がされていました。
- ミッフィーがお出迎え

- 映像演出

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展示のあとのストロープワッフルが絶品すぎる!
展示を終えて外に出たあと、ぜひ立ち寄ってほしいのがパビリオンに併設されているカフェ。ここで提供されているのが、本場オランダのストロープワッフル!
薄く焼かれたワッフル生地の間に、とろっとしたキャラメルシロップがサンドされていて、外は少しカリッと香ばしく、中はやさしく甘く、とにかく美味しい。体験型の展示でしっかり学んだあとに、この甘さ。もう最高の流れです。
ミッフィーの形のワッフルを狙っていたのですが、16時30分くらいだったこともあってか売り切れでした。。他のものも結構売り切れていたので、確実に食べたい方はお昼ぐらいにはいくのがおすすめです。
- ストロープワッフル

- 売り切れ続出

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予約した人にしかできない体験ができるパビリオン
ということで、まとめるとこんな感じです。
- 完全予約制だからこそ落ち着いた雰囲気でゆっくり回ることできる
- 「共に学ぶ」という体験設計が新しい
- クリーンエネルギーやサステナビリティへの気づきが得られる
- 最後は発祥のスイーツでしっかりお腹も満たされる
展示の内容だけでなく、その伝え方・空間設計・味覚までもトータルで考え抜かれていて、まさに五感で楽しむ万博体験でした。
これから万博に行く予定の方の参考になれば嬉しいです!
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